こんにちは、梅屋敷東通り商店街のパパです!です。
こどもを育てていると、ふと考えることがあります。
「この子には、世界がどう見えているんだろう?」
大人とは違う視点、感じ方、想像力。それをもっと知ることができたら、育児ももっと楽しくなるかもしれない。そんなことを思っていたとき、あるイベント情報が目に飛び込んできました。
「もっと!こどもの視展 〜 こどもになる12の体験」
名前からしてワクワクしませんか?こどもの世界を大人も体験できるなんて、これはぜひ行ってみたい!
ということで、2月8日(土)に早速足を運んできました!
ただ、結論から言うと… 3歳の息子がいる我が家には、ちょっと合わなかったかも しれません。
一体、何が合わなかったのか?逆に、どんな人にはおすすめなのか?実際に体験してきた感想を詳しくレビューします!
1)3歳児が見て楽しい展示が基本的にない!
→大人向けの展示内容でこどもに向けた内容ではない
2)会場が狭く入場制限もないため待ち時間がやたら長い!
→特に休日は混雑必至。小さいこどもと一緒だとストレスが溜まる
3)入場料が高い!
→大人1人1,500円だけど、ほぼ待ち時間…コスパは悪い
・まもなくこどもが生まれるプレパパ・ママ
・こどもを抱っこしたまま会場を回れる(1歳ぐらいまでかな)
・こどもの生態について知りたい・学びたい
「もっと!こどもの視展」とは
「もっと!こどもの視展」とは、こどもの当事者視点とはどんなものかを真面目かつ楽しく研究している、その名も「こどもの視点ラボ」の研究成果を、一般の人たちが体験できる形で展示したものです。
開催概要
二子玉川駅から徒歩3分程度の会場で2025年2月25日までの期間限定で開催されています。
【日時】2025年2⽉1⽇(⼟)〜2025年2⽉25⽇(⽕) 11:00〜19:00
【料金】大人:1,500円、18歳以下:1,200円、小学生以下:無料※
【詳細】イベント概要

駅の改札を出て高島屋と反対方向に3分程度の会場
ガラス張りの会場で外から中が見える構造で、賑わっている様子が分かります。
行ってわかった3つの注意点!
3歳児が見て楽しい展示が基本的にない!
3歳の息子は、入場後すぐにIKEAが提供しているおもちゃが置かれたプレイパークのようなところに吸い込まれていきました。
ただ、プレイパークといっても決して広い空間ではなく、公園の砂場ほどの広さのところにマットが敷かれていていくつかおもちゃが置いてあるという空間です。

狭い遊び場にこどもがいっぱい
面積に対してこどもの数が多すぎて、おもちゃの奪い合いが発生したり、やっと歩き始めた小さなこども達も同じ場所で遊んでいるため、常にこどもに目を配り危なくないか注意を向ける必要がある空間です。
中にはスマホに夢中だったり、一緒に来ている親同士で話し込んでこどもの方を気にしていない親もいたりするので、ずっと気を配っている必要があり、こどもたちが楽しく遊べる空間ではありませんでした。
その他の展示は、こどもの生態などが専門家の観点から分析されていたりして内容自体はおもしろいものもありました。が、こどもが一緒に楽しめる!というものではありませんでした。
会場が狭く入場制限もないため待ち時間がやたら長い!
私達が行ったのは土曜日の12時過ぎ。開場が11時だったので、お昼ご飯を早めに済ませてお昼時に行くことで少しでも混雑を回避できるのでは、と考えた結果です。
ただ、会場について気づいたことは、
狭い!
人が多い!
ということでした。

何に並んでいるか、が全くわからない
狭い会場にたくさんの人が入っていて、かつ展示や体験ブースに並んでいるのに、動線がはっきりせず何の列がどう並んでいるのか?が分からない状態でした。
列の間隔を詰めるよう誘導するスタッフの方はいるのですが、そもそも順路や並び方が整理されていないので、ブースを見て、「あ、これ体験してみたいな!」と思って並んでいる列を見ると…一体何分待つことになるんだ??と不安になります。
小さなこども連れで並ぶのは正直難しいと感じます。平日だとまた混雑具合が異なり、もう少しゆっくりと体験ブースも見て回れると思います。

狭い会場に人がいっぱい
会場入口にはベビーカー置き場もありますが、入口からの動線を塞ぐような形で、チケットを見せるために並んでいる人と、ベビーカーを置きたい人がぶつかりそうになるシーンもありました。

入場口の横の通路を塞ぐような置き場
入場料が高い!
本展示ですが、大人1人 1,500円の入場料が必要です。幸いこどもの分は無料だったので、夫婦2人で3,000円で済みました。
ただ、体験型の展示が5つほどあったのですが、1時間以上いて実際に体験できたのは1つ(2歳でWalk)だけでした。しかも、その1つも息子がプレイパークで遊んでいる間に私が1人で並んでやっと体験できたものでした。
時間をかければ他の体験もできたかもしれませんが、まず3歳のこどもと一緒に並ぶことは不可能な状況でした。
体感としてかなり高い!と感じました。
どのような人におすすめなのか
以上のように、遊びたい盛りの3歳児がいる我が家にはあまり向かない展示でしたが、恐らく人が少ないであろう平日に行けるなら、特に次に挙げる人には楽しい内容だろうと思います!
まもなくこどもが生まれるプレパパ・ママ
こどもの誕生を心待ちにしているプレパパ・ママには、これから生まれてくる赤ちゃんからどんな風に世界が見えるのかを想像するきっかけになると思います。
実際に生まれてきたら展示で見たことなんて忘れてしまって日々に追われてしまうのが実態かもしれません。が、だからこそ知識として赤ちゃんの生態を知ったり、想像してみるという体験は、ふとした時に役立つのではないかな、と思います。
プレパパ・ママが行かれる際には、必ず2人一緒に行ってくださいね!
2人で知識量をあわせたり、いろんな情報を見聞きして想像を膨らませるのがすごく大事になります!
こどもを抱っこしたまま会場を回れる(1歳ぐらいまで)
こどもがまだ小さく、抱っこしたまま1-2時間のまとまった時間をかけられるのであれば、行ってみるのもおすすめです。
特に「裏こどもずかん」という展示などを見ると、くすっと笑えて、あ〜そうだったな!とこどもの成長を噛みしめることができるのではないでしょうか。

思わずうなずくものばかり

ホコリをずっと握っている、とかまさに!

我が家は「本棚から絵本をぜんぶ落とす」でした。

まさに!と共感しかない
こどもの生態について知りたい・学びたい
展示内容を細かく見ていくと、こどもに対する解像度が上がります。例えば、私が見ておもしろいと感じたのは、以下のような展示です。
「いとちゃんの30分」

たった30分でこれだけ動いている!

大人とこどもの「できごと」の見え方の違い
例えば、こどもと一緒に行った公園の「砂遊び」。
こどもは夢中になって、色んな遊びをしている30分間。大人からすると、「砂遊び」という時間ですが、こどもの目線から見るとその30分の中は、実に色んな要素で成り立っているそうです。
穴を掘る・穴を埋める・水をかける・砂が泥になる・固まる・固い土が出てくる・砂が崩れる…
大人にとってはただ砂を掘って、水を運んでいるだけに見える行為も、その行動一つ一つに学びや挑戦があると思うと、遊びを見守ることの重要性や、一緒になっておもしろがることの大切さを改めて感じました。
最後に
今回は、二子玉川ライズ スタジオ&ホールで2月25日まで開催されている「もっと!こどもの視展」をご紹介しました!
展示自体はあまりおすすめできませんでしたが、家族で初めて二子玉川に行くという体験ができたので、その点で楽しめました!やっぱり定期的に新しいことや場所に挑戦するのは大事ですね!
ランチを食べた、「トライアングルカフェ」や、カーテンを買いに行った「unico」(2025/2/6に大規模リニューアルオープン!)、店舗限定のメニューが最高だった「グラニースミス」のご紹介などもしたかったのですが、それはまた別の機会にして、本日はここまでにします!
もし、こどもとのお出かけ先に迷っている方がいれば、過去にご紹介したこちらの記事も参考にしていただけると幸いです。
お読みいただきありがとうございました!