国際こども図書館|週末のお出かけスポット情報

お出かけ
明治39年に帝国図書館として建てられたレンガ造りの重厚な建物

こんにちは!梅屋敷東通り商店街のパパです。

先日行った、本の森ちゅうおうはすごく良かったね!

図書館は涼しくて1日過ごせるから、夏のお出かけにはピッタリ!

先日家族で出かけた「本の森ちゅうおう」がすごく良かったので、今度は違う図書館に行ってみよう!ということで、前から気になっていた「国際こども図書館」に出かけることにしました。

先に結論を伝えると、我が家は圧倒的に「本の森ちゅうおう」が気に入りました!図書館を目的に出かけるのであれば、「本の森ちゅうおう」をおすすめします。

【国際こども図書館がおすすめな人】
・ある程度自分で絵本が読める年長〜小学校低学年ぐらいのこどもと一緒に行きたい
英語以外にもいろんな国の絵本に触れさせたい
・お出かけのランチを安く抑えたい
建築に興味がある・建物が好き

良くも悪くも特徴のある図書館で、万人受けというよりは好みが分かれるのかな、という印象です。

なお、本の森ちゅうおうについての記事は、こちらを参照ください。

「国際こども図書館」に行ってみた!

国際こども図書館とは

国際こども図書館は、もともと1906年(明治39年)に帝国図書館として建てられ、1929(昭和4)年に増築された明治期ルネサンス様式の建物を再生・利用し、2000年に国内初の児童専門図書館として開館した図書館です。
(詳しくは、こちらをご覧ください。)

【所在地】東京都台東区上野公園12−49
【アクセス】
・JR上野駅公園口より徒歩10分
・東京メトロ 日比谷線・銀座線 上野駅7番出口より徒歩15分

上野駅の公園口から出て徒歩10分ほど

 上野駅の公園口を降りたら、人の流れに沿って上野動物園の看板を正面に見ながらしばらく歩きます。進行方向にスターバックスが見えてきたら、右手に東京国立博物館が見えてくるので博物館を正面に見ながらさらに進むと、博物館の敷地の北西側に国際こども図書館の立派な建物が見えてきます。

1906年(明治39年)に帝国図書館として建てられたレンガ造りの重厚な建物

 迷うような複雑な道順ではないので、特にこどもがぐずったりしなければ10分程度で到着できる距離です。我が家は、息子のご機嫌が斜めで、途中スターバックスにてリンゴジュースを挟むという、とんだ寄り道をしました。

一般公開されている蔵書は限定的

写真映えする重厚な建物の前で記念撮影を終えて、早速館内へ進みます。

館内案内、1階が読み聞かせができる空間

1階に、「子どものへや」、「世界を知るへや」があり、ここで公開されている本を読むことができます。いわゆる図書館の雰囲気で、基本的にはこども(+親)しかいないにも関わらず、静かにしなければ…と思わせる空間でした。

蔵書は約1万冊とのことですが、乳幼児を対象とした絵本はコーナーの一部のみで、比較的自分で本が読める年代を中心とした蔵書のように感じました。

もうすぐ3歳になる息子は、毎日絵本の読み聞かせをしてかなり長いお話もじっと聞いていられる方ですが、それでもあまり読ませる本がないな…と感じたのが正直なところです。

世界の絵本に触れられる!

蔵書自体は、近所でいつも通っている図書館とそれほど変わらない印象でしたが、国際こども図書館ならでは、さすがだな〜と感じたのが、「世界を知るへや」の存在です。

それほど大きな部屋ではありませんが、独立したへやがあり、そこに約2,000冊の世界各国の本が置かれています。

普通の図書館であれば「英語」の絵本が置かれている程度だと思いますが、この「世界を知るへや」には、そもそもどこの国の絵本かもわからない本や、翻訳絵本であっても例えばインドの数の絵本などが読めるようになっています。

息子が持ってきた絵本は、なんとルーマニアの絵本!もちろん何が書いてあるかもわからず、読めもしないのですが、へぇ〜こんな絵本があるんだ、と見ているだけでおもしろかったです。

さらに、世界中で翻訳されている日本の絵本なども置かれていて、五味太郎さんの「みんなうんち」が日本語、英語、韓国語、中国語など様々な言語のバージョンが並べて置かれていたりしました。

リーズナブルなカフェ|カフェ ベル

1階には、絵本コーナー以外にもカフェが併設されています。このカフェが大学の学食を思わせる雰囲気のカフェで、昨今の値上げラッシュの中でも安心して利用できるカフェとなっています。

食券を買って注文するスタイルで、現金しか使えないのが少しやっかいなのですが、例えば日替わりランチ750円、日替わりパスタ650円、お子様ランチ520円といったような値段設定になっていて、気軽に利用できます。(カフェ ベル

日替わりランチ・パスタとサンドイッチ

また、なんといってもカフェでは、2015年に新設された安藤忠雄設計のガラス張りのアーチ棟を目の前にしながらゆっくりと食事ができます。

歴史あるレンガ棟と、現代的なアーチ棟の両方を見ながらこどもと一緒に本の世界に浸れるのは、国際こども図書館ならではの体験かもしれません。

充実の休憩スペース

正直、我が家はそれほど絵本コーナーを楽しめなかったのですが、ランチの後は充実した休憩スペースでゆっくりと過ごすことができました。

館内のキッズスペース

おむつ替え、授乳室、ベビーカー置き場などが完備された休憩スペースがあります。ここではある程度こどもが騒いでもそれほど気にする必要がないスペースになっています。

息子も静かにするのに疲れたのか、このキッズスペースで思う存分体を動かしていました。

まとめ

今回は、上野にある「国際こども図書館」をご紹介しました!

本当は、1階だけでなく2階の児童書ギャラリーや3階の本のミュージアム、ラウンジなども見たかったのですが、今回はそこまでゆっくりと見て回る余裕がありませんでした。また次の機会にチャレンジしたいと思います。

東京でしか行けない施設であることは間違いないので、また、こどもがもう少し大きくなって自分で本が読めるぐらいになった時に連れて来たいと思います!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました