こんにちは、梅屋敷東通り商店街のパパです。
本日は昨日書いた、「子育ての不都合な真実|「ごめんなさい」なんて言えなくていい」の続きを書いていきます。後半では、「今日からしつけをやめてみた」を読んで気付かされたこと・学んだことを中心に書きます。
前半はこちら。
気付かされたこと/学びになったこと
この本を読んでの学びは主に以下の2つです。
2)こどもをその気にさせられるかどうかは親の想像力かかっている
本当に譲れないもの以外は受け止める
こどもは親の期待・想像とは裏腹に、全く思い通りにならないものです。イヤイヤ期は特に、何をするのもいや!で、言うことなんて1mmも聞いてくれなかったり、こちらが心配になるぐらい偏食をしたり…
書籍内では、幼児期にしっかり身につけさせたいのは規則正しい生活リズムだけ、と言い切っています。それ以外のことはまずは受け止めて、なぜそのような行動をとっているかを聞いてみる、受け止めた上でこちらが感じたこと(お父さん・お母さんは嫌なのか、嬉しいのか、悲しいのか…など)を伝える。それで十分だということです。
こどもをその気にさせられるかどうかは親の想像力にかかっている
こどもに「◯◯やろう」というと、なにを言っても「イヤだ!」というタイミングがあります。そんな時、ついついむきになって、なぜ◯◯をやらないといけいないか、◯◯をやらないとどんな大変なことが起こるか、などロジックで納得させて行動を起こさせようとしてしまいます。
でもそんな時こそ、大人が想像力をフル活用してこどもの気をそらす、またはいかに◯◯をやることが楽しいことかワクワク感を掻き立てるチャンスです。
例えば我が家では、よく「歯磨きしよう」と言ってもどうしてもイヤだ!と言って歯を磨いてくれないことがあります。私は前述のように、歯を磨かないと虫歯になる、とか歯を磨かないと寝れないとか、いやゆるロジックで説得を試みます。もちろん、平行線です。
対して妻は、まるで魔法のように次のような流れで息子と歯磨きをしてしまいます。
・でも歯を磨いてくれると嬉しいな と共感を引き出し
・じゃ、歯医者さんごっこしようか! とその気にさせる
こどもが「イヤだ!」と言った時こそ、『おぉ〜きたきた!、よ〜し、どんな工夫で楽しいことに変えてやろうかな〜』ぐらいに逆にそのシチュエーションを楽しみながら想像力を働かせるということが必要です。
こどものイヤイヤは、むしろ親がどれだけユーモアを持てているのか?を試されている機会なのかもしれません。
と思うと、次のイヤイヤが楽しみになってきませんか?笑
まとめ
「今日からしつけをやめたみた」を読んでみたくなりましたでしょうか?
最後に、本の中に書かれていることで、ハッとしたことがあります。それは次の文章でした。
しつけとはともすれば、今のその子を否定して、別な価値観を押し付けることになりかねません。
良かれと思って注意したり、謝らせたりしていることが「否定」になる。誰もそんなつもりで自分のこどもを叱っているわけではないと思います。もちろん私自身も、こどもに悪いことや人の嫌がることをしない子になって欲しい、と願っているからこそ、エネルギーをかけて怒っていました。
でも、その行為自体は全く自分の意図していない方向でこどもが受け取っている可能性があるんだということに気づけました。
もし、こどもとの向き合い方に悩んでいる方がいれば、ぜひこの本を手にとってみてください。あなたが思ってるよりもっと肩の力を抜いて、こどもに向き合うことができるかもしれません。
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