0歳からの読み聞かせ|親も楽しみながら読むのが大事

1才からのうさこちゃんの絵本 子育て
0才児への読み聞かせにもばっちり

こんにちは!梅屋敷東通り商店街のパパです。
我が家の息子は、とても絵本が好きです。隔週で図書館に行って、上限に近い10冊程度の絵本を借りては、主に夜寝る前に「絵本読んで!」とお願いしてきます。多い時には手持ちの本も含め10冊以上を読む時もあれば、お気に入りの絵本に関しては3回以上連続で読むことをせがまれることも!

そんな息子ですが、思い返すと0才の時から読み聞かせをしていました。
息子自身は本の内容は分からなかったかもしれませんが、少なくとも読み聞かせをしている親としては息子とのコミュニケーションにもなりすごく楽しかった思い出があります。
本日はそんな我が家で、0才の息子に対して読み聞かせをしていた絵本をご紹介します。

0才のこどもと、親も一緒に楽しめる絵本

我が家で実際に読み聞かせをしていた絵本は、「1才からのうさこちゃんの絵本セット1」の4冊組になっているものです。各タイトルは以下のとおり。

  • ちいさなうさこちゃん
  • うさこちゃんとうみ
  • うさこちゃんとどうぶつえん
  • ゆきのひのうさこちゃん

4冊組となっていますが、「ちいさなうさこちゃん」がうさこちゃんの生まれた時のお話になっている以外は特に時系列もなく、1冊ずつが独立していて単体で十分に楽しめる内容になっています。

なぜ「1才からのうさこちゃん絵本セット1」が良いのか

我が家がこの絵本セットと出会ったのは偶然で、友人から出産祝いにいただいたものです。この絵本セットを当時0才だった息子も気に入り、それ以上に親が気に入ったため、同じシリーズの絵本セット2も購入しましたが、圧倒的に絵本セット1がオススメです。

何が良かったのかは以下のとおり。

【こども観点】
絵がシンプルで目で追いやすい
・絵と文字が完全に分かれていて絵に集中しやすい【親観点】
読んでいて心地よい日本語訳
・ある程度長さがあり、物語として楽しめる

こどもにとっての良さ

専門家ではないので、あくまで読み聞かせをしている中でこどもの反応を基にした主観であることは断っておきます。

シンプルな絵

うさこちゃんの絵本は非常にシンプルな絵が描かれています。例えば「ちいさなうさこちゃん」の最初のページはこんな感じです。

絵本の構成が一目で理解できる見開きのページサンプル

左に文字、右にシンプルな絵

右側がイラストですが、はっきりとした色使いのシンプルな家と、お花の絵が描かれています。まだまだ視力も弱く、ものを認識できない赤ちゃんでも絵を目で追うことができます。

絵と文字が分かれている

上の画像のように、左側に白地に黒の文字、右側にシンプルな絵の構成になっています。全ての絵本がこの構成を取っていて、視認性が非常に高くなっています。こどもは文字を気にすることなく絵に集中することができ、しかもカラフルで目を引くものとなっているため絵本に集中できます。

親にとっての良さ

読んでいて心地よい日本語

この絵本の魅力はこの一点に集約されていると言っても過言ではないほど、読んでいて本当に心地よい日本語で書かれています。翻訳者は「いしいももこ」さん。Wikipediaで調べると、「くまのプーさん」や「ピーターラビットのおはなし」といった超名作の翻訳もされている方だそうです。

何が心地良いかというと、詩や短歌を読んでいるような感覚になるリズム感です。例えば、先ほど画像でご紹介した「ちいさなうさこちゃん」のはじめのページの日本語はこのような内容です。

おおきな にわの まんなかに
かわいい いえが ありました。
ふわふわさんに ふわおくさん
2ひきの うさぎが すんでます。

(表現や段落も絵本に記載のとおりに再現)

 ぜひ声に出して読んでみてください!
この後の内容もほぼ同じようなリズム感で構成されていて、一冊の本を読みながらまるで歌っているような感覚になります。赤ちゃんや小さなこどもにお話の内容は分からなくても、音の響きや、それ以上に親が楽しそうに読んでいることが伝わるんだと思います。もしかすると、親が楽しそうに読んでいることがこどもにとっては一番嬉しいことなのかもしれません。
 なお、絵本セット2との決定的な違いはこの日本語の心地よさでした。絵本セット2も、シンプルな絵で文字と絵の配置も同じ、なのに何度読んでも心地よさがなく、おもしろいと感じられませんでした。(途中で読むのをやめてしまいました。)

物語としてのおもしろさ

対象年齢が1才の絵本などでは時々物語がほとんどなく、絵のおもしろさや、音のおもしろさだけを求めたものがあります。そのような絵本ももちろんこどもの五感を刺激する意味では有用なものだと思います。ただ、0才の反応が限られる時に親が繰り返し読み聞かせをすることを考えると、やはり「親自身が読んでいて楽しいもの」が必要です。

その観点でもこのシリーズは1冊あたりのページ数が見開き12ページ(全部で24ページ)程度あり、物語としても一定の起伏があり何度読んでも楽しめます。親が飽きない・退屈しないというのもすごく大事だなということを、このシリーズの読み聞かせを通じて気付いた点です。

まとめ

今回は我が家で息子が0才の時から読み聞かせをしていた絵本をご紹介しました。この絵本で読む習慣がついたのか、3才を目前にした今でもほぼ毎日複数冊の絵本の読み聞かせを求められます。最近ではお気に入りの絵本の内容は全て覚えていて、逆に読み聞かせをしてくれることもあるぐらいです!

絵本の読み聞かせを続けていることが影響しているのかわかりませんが、息子には次のような特徴があります。

  • 言葉の発達がゆっくりと言われる男の子にも関わらず1才頃から会話ができた
  • 語彙力が豊富で自分の感情を伝えることができる
  • そのため、イヤイヤが発動しても説明すれば理解ができる
  • 親の言っていることを集中して聞ける

これからどんなふうに育っていくかは全くの未知数ですが、できれば本が好きなまま大きくなってもらえたらと思います。「絵本はもういい」と言われるまで、ずっと読み聞かせを続けていきます!

これまでで最長の文章になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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