気づけば、もう夏休み。
みなさんは、年の始めに立てた目標が継続できていますか?
私の場合、ブログ月4本更新、間食しない、筋トレする──いずれも春の桜とともに見事に散っていきました。
あなたの今年の目標は、今どこにありますか?
机の引き出しで夏休みを満喫しているか、それとも夏の太陽の下でのびのびと育っているでしょうか。
春には見事に散ってしまった私の目標ですが、それでも私は、「継続は力なり」という言葉を信じていて、何とか続けたいと考えています。
ただし、根性論だけでは続かないこともまた痛感しています。
そこで、科学的かつ現実的に「続ける」を設計するため、この本を手に取りました。
今回はその感想と、そこから私が実践している方法をご紹介します。
『継続する技術』の3原則
本書が提唱する習慣化の原則は3つです。
2.動けるときに思い出す
3.例外を設けない(実践が一番むずかしい!)
筋トレや語学学習など、よくある目標に当てはめながら、継続の仕組みを作っていくという考え方です。
私の実践例
私が『継続する技術』の3原則を筋トレに応用する際に選んだのは、「トイレに行くたびにスクワットをする」というシンプルなテーマでした。
場所はもちろんトイレ。タイミングは用を足すたびに、回数は10回だけ。
着替えも器具も必要なく、思い立ったらすぐにできる。しかも回数は10回だけ。
この「ハードルの低さ」こそが、継続を後押ししてくれる最大の理由です。
最大の壁:③例外を設けない
『継続する技術』の原則③「例外を設けない」。
これが、やってみると意外と手強い壁です。私も実践の中で何度もつまづいています。
例えば、Web会議の合間。次の打ち合わせまで1〜2分しかなく、トイレに行ったらそれだけで時間切れ。そんなときは、潔く回数を5回に減らします。ゼロにしないための苦肉の策です。足りない分は、次のタイミングでこっそり追加します。
夜中のトイレは、また別の問題。スクワットをすると血流が良くなりすぎて、目が完全に覚めてしまうことがあります。そんな夜は無理せず、1回で終わらせることも。翌日の日中で回数を補うことにしています。夜中に「継続する技術」で睡眠時間を削るのは、本末転倒ですから。
外出先のトイレは、さらに工夫が必要です。さすがに公衆トイレで堂々とスクワットをやるわけにはいきません。人が少ない時だけサッと実施し、もし途中で誰かが入ってきたら何事もなかったようにスッと立ち去ります。あたかも、鏡で髪型を整えに来ただけの人のように。
公衆トイレでも欠かさずスクワット(できる時だけ)
1ヶ月続けて見えた効果
なんだかんだで、トイレ筋トレは1ヶ月ほど継続中です。面白いのは、「10回だけ」のつもりが、気づけば20回、30回になる時が多いこと。
1日5回はトイレに行くとして、1日あたり50〜100回のスクワットができている計算になります。
かつては三日坊主の常連だった私が、今は無理なく地道に続けられている──その小さな変化が、確かな自信になりつつあります。目標体重に向け、無理なく地道に体作りに励みます。
本当の習慣化には66日必要と言われているので、もう1ヶ月確実に続けて、トイレに行く度にスクワットしないのが気持ち悪くなるようにチャレンジしていきます!
習慣化は投資や仕事にも効く
この「小さく始めて、例外をなくす」方法は、筋トレだけに限りません。
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ブログ更新(1日1行だけでも書く)
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仕事のタスク着手(5分だけでも手をつける)
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積立投資(やめる月をつくらない)
「継続する技術」+「トイレ筋トレ」+「習慣化」+「投資・仕事」に関連するキーワードを盛り込み、検索流入を狙う構成。どれも同じ考え方で続けられます。
私自身、積立投資は2018年から6年以上継続中で、毎月欠かさず積み立てています。金額は最初は少額からスタートし、昇給やボーナスのタイミングで増額してきました。その結果、今では資産形成の大きな柱になっています。
まとめ
継続は、最初の一歩よりも、その後の「小さな一歩」を積み重ねられるかどうかで決まります。
そして、それは筋トレでも、ブログでも、投資でも、仕事でも同じ。
「今日は1回だけ」でも、「今月は少額だけ」でも構いません。
ゼロにしなければ、その先の可能性はいつでも広がります。
今日のあなたの“一歩”が、半年後、1年後、もっと先のあなたをつくります。
科学的に続けられる、「継続する技術」。一度読んでみてはいかがでしょうか?